綜合食養推進協議会とは、医学、生理学に基本をおいた栄養学と東洋医学的背景をもつ食養学(正食、マクロビオティック)を統合させ、健康長寿の寄与する綜合的食養学創設と食育・食養の普及を目的とした協議会です。

平成23年6月19日の日本大学三島キャンパスにて開催された「第6回食育推進全国大会」のワークショップ「現代によみがえる食養」に参加した石塚左玄に始まる食育・食養の団体を中心に組織されました。

 

綜合食養推進協議会発起人

渡邊昌(日本綜合医学会会長)、岩崎暉明(日本綜合医学会理事長)
勝又靖彦(CI協会理事長) 
山口徹平(正食協会事務長)
滝口玲子(KIJ理事)
田中助英(石塚左玄「顕彰会」設立代表世話人)
渥美和彦(日本統合医療学会理事長)
阿部博幸(国際統合医療学会理事長)
広瀬輝夫(国際癒合医療協会理事長 )
黒岩祐治(神奈川県知事)
末松義規(内閣府副大臣、衆議院委員)
高市早苗(衆議院委員、食育推進議員連盟事務局長)

会の活動趣旨

食育の第2期の目標はステージ別の食育であり、中高年の肥満者やメタボリックシンドローム、糖尿病の増加への対処を期待し、健全な食生活習慣により周知から実践へ、食育から食養へ、という展開を期待している。石塚左玄の説は現代からみると科学的とはいえない点もあるが、欧米一辺倒であった日本にあって、ミネラルバランスの重要さに気付き、それを食養生につなげたのは、たいへん独創的で先駆的なことであった。またその思想を継承した桜沢如一、久司道夫など健康な生活を目指してマクロビオティックを普及している人達もいて、医師でも食養に取り組む人が増えている。今までの西洋的栄養学が今の生活習慣病増加の一因になったことを省みるならば、日本の食養生の歴史や成果を取り入れて、科学的知見を再評価し、ここに綜合食養学として更なる発展をはかり、人類のためにも国内外に普及させる必要がある。また、綜合食養学は統合医療の中核をなすべきものであり、統合医療を目指す団体とも連携を強化して広く活動することを当協議会に期待したい。

活動内容

①    組織間の連携、情報の普及(講演会など)各団体のホームページのリンク

②    年1回の全国大会(食育全国大会に合わせる)

③    各団体の指導者の育成やカリキュラムの標準化

④    より高度の教育体系の設立(大学院など)

⑤    安全な食物の供給体制との連携

⑥    その他協議会の目的に沿った活動

2011 綜合食養推進協議会.
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